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主題歌:DREAMS COME TRUE「何度でも」
フランスの『国際人道支援医師団』本部で、派遣地域から帰還した日本人医師が健康診断を受けている。
特に問題なしと診断された男は、進藤一生(江口洋介)。
フランスを出た進藤は使い込んだ革バッグを持って成田空港に降り立った。
東都中央病院高度救急救命センターでは、小島楓医師(松嶋菜々子)が急患の受け入れをしていた。
救急車で搬送されてきたのは、9歳の木村省吾(広田亮平)。
省吾が喘息の発作を起こして運ばれたのは3回目。
楓の適切な処置で、省吾の容態は落ち着いていく。
翌日、救命センターでは、徹夜明けの仮眠を取る楓が黒木春正医局長(香川照之)に起こされた。
楓は黒木と共にICUの省吾を診察。
度重なる息子の発作に悩まされる省吾の両親は、これ以上何をしたら良いかと悩んでいる。
別のベッドでは、自殺未遂の患者、小久保紗英(井上真央)が医師の日比谷学(小市慢太郎)、研修医の河野純介(川岡大次郎)、看護師の佐倉亮太(大泉洋)に診られていた。
楓には結婚を約束した恋人、加賀裕樹(石黒賢)がいる。
シアトルへの転勤が決まった裕樹から、楓は結婚して一緒に行って欲しいと言われている。
そのために、救命医を辞めて欲しいと頼まれた楓は悩んでいた。
夕方には、酔って階段から落ちた矢島太郎(おかやまはじめ)が運ばれてきた。
頭部からの出血が夥しい矢島に付き添うのは北村一夫(徳井優)。
佐倉や看護師の大友葉月(MEGUMI)は、北村に矢島の身元を尋ねる。
だが、北村は矢島の名前すら知らない。
そればかりか、北村自身も家を持たないホームレスだった。
その夜、衆議院議員の寺泉隼人(仲村トオル)が帰宅。
娘の千尋(福田麻由子)は喜んで出迎えるのだが、妻の香織(渡辺典子)の表情は…。
医局で黒木は、楓から裕樹のことを相談される。
黒木は、ずっとそばにいて欲しいと言ってくれる人は大切にした方が良いと答えた。
黒木の言葉で決心した楓は病院の駐車場に裕樹を呼び出す。
プロポーズを受けると言う楓に、裕樹は婚約指輪を渡した。
純介の実家は河野内科を営んでいた。
病院長の父、定雄(平田満)と母の敬子(山口美也子)、医大生の弟、和也(小栗旬)の4人暮らし。
家に帰って来た純介は、定雄に実家の病院は継がないと念を押す。
翌朝、例の革バッグを持った進藤は、国際会議センターにいた。
会いにきたのは、都市災害と救急救命のシンポジウムで講演中の山室澄子(黒田福美)。
澄子に会った進藤は、革バッグを差し出す。
バッグは澄子の夫、剛(塩見三省)の医療機材だった。
会場には偶然楓も来ていた。
澄子が語る都市災害の脅威に、楓は驚き、医師としての責任を考える。
講演が終わり、会場を出ようとした楓は、進藤の姿を見つけて追いかけた。
楓は、進藤に追いついて近況を語り合う。
救命医を辞めると言う楓に、進藤は驚く。
そして、進藤は今夜成田を発つので、その前に楓の病院に寄って詳しく話を聞くと約束して別れた。
病院に戻った楓は、裕樹に電話。
結婚をもう少し考えさせて欲しいと切り出した楓に、裕樹はやはり自分たちはダメだったのかと告げる。
そんな話の途中、楓は呼び出され、裕樹に電話を切られてしまう。
ホテルをチェックアウトした進藤は、楓に会うためタクシーで病院に向かう。
進藤がタクシーから窓外を見ていると、公園の木から鳥たちが一斉に飛び立った。
と、次の瞬間、タクシーが激しくバウンドし、運転手が悲鳴を上げる。
病院でも機材が音を立てて揺れだした…。
大地震が人々に襲いかかる。