03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
主題歌:エンヤ「ありふれた奇跡」
中城加奈(仲間由紀恵)が田崎翔太(加瀬亮)の家を訪ねて以来、会わないまま1週間が過ぎた。
翔太が恋愛関係になることを戸惑っているのは、自分が自殺しようとしていた理由を話さないからと思っている加奈は、次に会った時に話すとメールで告げる。
立川研次(吹越満)との別れ以来、具合が悪く起き上がれないでいる桂(戸田恵子)。
事情を知らない加奈は病院に行くように勧める。
その頃、朋也(岸部一徳)は再び重夫(風間杜夫)と会っていた。
2人は人目を忍ぶように、とあるビルへ入っていく。
そこは女装サロンだった。
2人は着飾ると、これが最後だとそのまま街を歩く。
驚いて振り返る街の人々の反応に喜びを感じる2人。
加奈と翔太は会う約束をするが、加奈が待ち合わせ場所に指定したのは、以前に加奈が店長に啖呵を切って飛び出した喫茶店だった。
困惑する翔太だが、加奈は店に入ると店長を呼び、前回の行動を謝った。
すっきりしたと笑顔になる加奈。
喫茶店を出ると、歩きながら加奈は翔太に自分が子供の産めない体であることを打ち明ける。
告白に戸惑いながらも、子供はいらないと答える翔太。
しかし、加奈は先に帰ると告げて去っていく。
翌日、翔太は気持ちは変わらないとメールを送るが、加奈からの返事はなかった。
田崎家では、加奈のことが気になっている四郎(井川比佐志)が、進展具合をさりげなく聞いてくるが翔太は話をそらす。
中城家では、桂が相変わらず寝込んだままだ。
加奈は心配と自分への苛立ちから病院に行かないことを責め、桂と口論のようになってしまう。
のんきに構えている朋也にも、電話で桂に病院へ行くように言えと訴える加奈。
静江(八千草薫)はめずらしく桂の部屋に行く。
横になっている桂に、自分が若かりし頃に夫以外の男性に恋をした話をする。
言葉には出さないが、静江の話に何かを感じる桂。
ある日、朋也は重夫に呼び出され喫茶店にやってきた。
呼び出された理由がわからず戸惑う朋也に、重夫は女装をやめたくないと訴え、もうやらないと決めた前回の提案を撤回する。
家族や会社に絶対にバラさないと約束する重夫を信用できずにらみつける朋也。
同じ頃、「妙」に向かっていた加奈。
店の前では、ママの妙(宮田早苗)が藤本誠(陣内孝則)に見送られタクシーに乗り込むところだった。
離婚して別居していた妙の高校生の息子が事故にあったという。
「妙」で留守番をしていた2人のところへ、妙から息子が助からなかったことを告げる電話が入った。
やりきれなさから加奈に迫ろうとする誠。
すぐに正気に戻り、猛烈な後悔で泣きながら謝る誠に加奈は泣かないでと声をかける。