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原作:山本航暉「ゴッドハンド輝」
T県竜宮市にある安田記念病院。
“ヴァルハラ”=神々の座(いま)す処(ところ)と呼ばれ、世界最高の手術室、至高の名医たちの居城を目指し、かつ地域に根ざした医療を掲げて信頼を集めるこの病院に、新しく研修を終えた新米外科医・真東 輝(平岡祐太)がやってきた。
赴任そうそう、ヴァルハラには事故の患者たちが次々と運び込まれてくる。
まるで戦場のような光景に輝は立ち尽くしてしまう輝。
そんな中、テキパキと処置をほどこしていく医師や看護師たち。
そして緊急手術に助手として入ることになった輝の目の前にいたのは、ヴァルハラのNO.2の天才外科医・北見柊一(別所哲也)。
冷静沈着で圧倒的なスピードに輝はついていけず、手術室から追い出されてしまう。
輝とは正反対で病院内で若手のホープと期待される四宮梢(水川あさみ)は、腕は確かだが手術を芸術ととらえており、輝となにかとぶつかっていくことになる。
輝が赴任して数日後、レスキューからHOT(生命にかかわる緊急処置の必要な患者)の受け入れ要請が入った!
患者の幼い少女の胸部と腹部には2本の鉄筋が刺さった状態だという。
安田院長(渡部篤郎)は不在、北見も別の緊急オペに入っているため、残る医師は輝ただひとりだった。
「先生、ご指示を!先生!」
レスキュー隊員の呼びかけにも答えることができない輝。
しかし、刻一刻と女の子の容態は悪化していく。
ここで手術をしなければ、女の子の生命の灯は消えてしまう…。
その時、輝の鼓動が高まり、胸の手のひら型のあざが激しく疼いた。
それは幼い頃の大事故で父が自分の命と引き換えに施してくれた心臓マッサージの跡。
父から子へ受け継がれた命の絆の証。
「死なせたくない…死なせたくない…絶対に死なせたくないんだ!」
大きく見開いた輝の目には一点の曇りもなく、目の前の救うべき命と向かい合っていた。
いまひとつの運命が彼の手に委ねられた!