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出演者:山下智久NEWS)・北川景子相武紗季貫地谷しほり溝端淳平金子ノブアキ青木崇高金田哲はんにゃ)・川島章良はんにゃ)・永井大真矢みき伊藤英明

主題歌:B'zイチブトゼンブ」 



直輝(山下智久)のもとに、別れたばかりの元恋人・菜月(相武紗季)から電話が入る。
菜月の部屋にあった直輝の衣類などをまとめたから取りに来てほしい、という連絡だった。
菜月は、合鍵を置いて帰ろうとする直輝に、「私たち、友だちになれるかな?」と問いかけた。
しかし直輝は、無理だと答えて、菜月の部屋を後にする。
一方、莉子(北川景子)は、ボストンへ出発する直前の川崎(伊藤英明)と会っていた。
莉子の誕生日が4日後だと知った川崎は、彼女にプレゼントを渡すと、帰国したら真っ先に会いに行く、と言い残して旅立っていく。
アパートに戻った莉子は、親友の麻衣(貫地谷しほり)に、好きな人ができたことは伝えたがその相手が直輝だとは言えなかったこと、成り行きで川崎の両親に会ってしまったこと、そして直輝にキスしてしまったことを報告する。
莉子は、麻衣に促されて川崎からもらったプレゼントの箱を開けた。
何重にもなっている箱を開けていくと、最後に出てきたのはダイヤのエンゲージリングだった。
困惑する莉子。
麻衣は、そんな彼女に、直輝と菜月と別れたことを告げ…。
JCアークスは、川崎の代理として、昨シーズン限りで引退した元アークスの三島(前川泰之)をアシスタントコーチに迎え、トレーニングに励んでいた。
が、直輝は、ランニングをしていても、つい足首を気にしてしまう。
練習を見学に来た小学生を案内していた菜月も、直輝の様子がおかしいことに気づいていた。
MRI検査を受けた直輝は、医師から関節内遊離体が痛みを引き起こしているが、手術をして遊離体を除去すれば問題ない、という診断を受けていた。
そんな折、直輝は、スーパーマーケットで莉子と出会う。
が、直輝の姿を見るなり、逃げ出す莉子。
直輝は、そんな莉子の後を追いかけた。
すぐに莉子に追いついた直輝は、彼女と一緒に公園に立ち寄る。
そこで直輝は、いつまでも莉子とは友だちでいたいからキスしたことは忘れる、と彼女に告げた。
しかし莉子は、もう友だちとは思えない、と言って、直輝に自分の思いを伝えようとした。
直輝は、そんな莉子の言葉をさえぎると、それならもう会わない方がいい、と言いだす。
すると莉子は、直輝の頬をひっぱたき、それなら何故追いかけてきたのか、何故中途半端に優しいことを言うのか、と怒って走り去ってしまう。
家に戻った直輝は、やるせない気持ちを料理にぶつけた。
その姿に、真希子(真矢みき)や優里(大政絢)は驚いていた。
食事の際、直輝は、関節内剥離の手術をしないことを真希子たちに伝える。
真希子は、将来のためにも早めに治療すべきではないのか、と直輝に助言した。
しかし直輝は、この先もバスケットボールを続けていくにはいま頑張るしかない、と返す。
別の日、宇都宮(永井大)とデートしていた麻衣は、喫茶店にいた。
同じ店の一角では、秀治(溝端淳平)、春日部(金田哲)、松山亮介(川島章良)が、優里たち女子高生と合コンしていた。
それに気付いた麻衣は、バスケをやめたいなどと悩んでいたくせにこんなところで現実逃避しているのはむかつく、と言って秀治を叱りつけてしまう。
あくる日、直輝は、陽一(加藤慶祐)の店で、大学時代のバスケ部仲間たちと飲む。
一方、菜月は、足利(小木茂光)のお伴で、PBAの職員たちと会員制のバーにいた。
そのバーは、莉子がアルバイトでバイオリンを弾いている店だった。
そこで菜月は、演奏を終えた莉子が、客の八尾(升毅)から、「魂も思想もない最低の演奏をして恥ずかしくないのか」と罵倒されるシーンを見てしまう。
トイレで莉子に出会った菜月は、彼女に声をかけた。
その際、菜月は、莉子のバイオリンンケースに直輝のキーホルダーがつけられていることに気づく。
が、菜月はそのことには触れずに、友だちになってもらえないか、と莉子に言って…。
麻衣と秀治は、アパートの電球を交換していた。
そのとき、バランスを崩して麻衣に覆いかぶさってしまった秀治は、それをきっかけにして彼女に自分の思いを伝える。
麻衣といるとドキドキしてしまう、といって逃げようとする麻衣を後ろから抱きしめる秀治。
麻衣は、動揺しながらも、キスを求める秀治に応えようとした。
が、次の瞬間、玄関のドアが開き、莉子が帰ってきた。
事情を察した莉子は、どこかに泊まってくるから大丈夫、と麻衣に告げ、部屋を出た。
公園のベンチに座っていた莉子は、直輝とのことや、八尾に言われた言葉を思い出すうちに悲しくなってくる。
そこに、母親から誕生日祝いの電話が入った。
莉子は、母に感謝の気持ちを伝えると、もうバイオリンはダメかもしれない、と涙をこらえながら伝えた。
そんな莉子の姿を偶然見てしまった直輝は、何も言わずにその場を立ち去った。
あくる日の夜、麻衣と秀治は、パーティーの準備をして莉子の誕生日を祝った。
日付が変わろうとするころ、麻衣と秀治は、ワインを買いに出かけた。
するとそこに、直輝から電話が入る。
おめでとうを言いたかっただけ、というと電話を切ろうとする直輝。
莉子は、そんな直輝に、誕生日のお祝いにボールをドリブルする音を聴かせてほしい、と頼んだ。
その音で、直輝が隣りの公園にいることに気づいた莉子は、窓を開けると、キスをしたり、馴れ馴れしくしたりしないからもう会わないなんて言わないでほしい、と涙ながらに叫んだ。
その言葉を聞いた直輝は、莉子の部屋に駆けあがると、彼女を強く抱きしめてキスをする――。
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