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主題歌:柴咲コウ「影」
原作:東野圭吾「白夜行」
2005年、クリスマスイブ。歩道橋の下にサンタクロースの服を着た男が倒れている。
桐原亮司(山田孝之)。
その胸元には外国製のハサミが刺さっていた。
女がサンタに駆け寄ろうとする。
唐沢雪穂(綾瀬はるか)。
だが、次の瞬間、何を感じたのか、雪穂は、血を流すサンタに背をむけて歩き出していた。
昼のような夜の中を…
1991年、建設中のビルの現場で一人の男が殺された。
桐原洋介(平田満)、質屋だった。
桐原の妻・弥生子(麻生祐未)が捜査線上に浮かび上がる。
夫婦仲は冷え切っていた。
弥生子は店員の松浦(渡部篤郎)と出来ているらしい。
だが、松浦にはアリバイがあり、弥生子にも不確かながらアリバイがあった。
それを確実なものにしたのは11歳の息子・亮司(泉澤祐希)の証言だった。
刑事・笹垣(武田鉄矢)は、母と一緒に見ていたというテレビ番組の内容をとうとうと話す亮司に奇異な印象を受ける。
新たな容疑者が浮かび上がった。
桐原は殺害された当日、200万円もの金を引き出し、西本文代(河合美智子)の家を訪ねていたのだ。
文代は事件後、借金の返済をしていた。
さらに、現場のビルに入っていく二人の姿が目撃されていた。
文代は刑事たちに尋問された後、娘の雪穂(福田麻由子)を道連れに無理心中を図る。
部屋からは外国製のハサミが発見された。
生き残った雪穂は、そのハサミを母のものと証言するが…
亮司と雪穂。
ともに11歳で重過ぎる"不幸"という運命を背負ってしまった二人―。
そして、生きていく為に約束を交わす…。
たとえ会わなくても、手を握らなくても…。
ちっぽけな二人は別れたのだった。
そして7年後―二人の"過去"を知る人物が現れる。
亮司と雪穂は再会し、一つの"運命"で結ばれてゆく…